2021.1/1 あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします。
ABT全体図

描くのが楽しいペンマーカー!ABT(Art Brush Twin)

 今回はトンボ鉛筆から発売されているABT(Art Brush Twin)のレビュー記事となります。

忙しい人向け 二言でわかる解説

雪うさぎ
108色、1本で筆ペン+サインペン!
インクにムラなく綺麗に書ける!
雪ダルマ
2本あればグラデーションも簡単。
ただし、お値段は高め・・・!

アートブラッシュツインとは

ABT全体図キャップ外した図

 アートブラッシュツインは、左右に筆芯のペンと0.8mm芯のサインペンという異なるペン先が採用されているペンです。そのカラーバリエーションは108種類と驚愕で1本の値段が300円と高いこともあり、揃えるのにはハードル高めです。その色の種類の多さから様々なアーティストや絵描きに好まれて使用されています。ABTと略されていることが多いです。

アートブラッシュツインの詳細なデータ

ABT全体図

イズ(長さ):19cm

重さ:11.7g

インキ色:全108色

価格:300円+税

アートブラッシュツインの公式HP:https://www.tombow.com/sp/abt

トンボ鉛筆の公式HP:https://www.tombow.com

使用感

グリップ感

 上品なスッと滑るような質感の本体ですが、筆ペン側もサインペン側もペン先のキャップを外した部分に指を引っ掛ける段差があるため滑らずに使用することができます。ちなみに外したキャップは反対側につけることが可能です。

書き心地

 ABT売り切れというのを色々なところで多く見かけていたので、気になって探して購入したのですが、最初なぜこのペンが売り切れているのだろうと疑問でした。価格を見ても高めの値段設定ですし、調べても筆ペンとサインペンという珍しい組み合わせというだけで、頭上の?が消えませんでした。

 それが実際に購入して使用してみて実感しました。「これは人気が出ないわけがない」大袈裟に聞こえるかもしれませんが、それが最初の感想でした。書き心地がスムーズで書いていて楽しいのです。

ABT筆ペンのペン先

 まず筆ペンのペン先が細く設計されています。その上、柔軟に曲がる筆先ではなく、ペン先2~3mmだけが柔らかく設計されており、根元の部分は硬く設計されています。そのため、筆の質感を味わいつつ、細かい文字を書いたり色を塗ったりすることができます。インクのムラも出にくく、塗った後の色が綺麗に映えます。また、類似色のペンと一緒に使うことでグラデーションを簡単に描くことができます。公式HPにテクニックが色々と掲載されており、それもまたマネしやすい技術が多く、描く楽しみを感じることができます。薄い色を先に塗って濃い色を上から塗ってグラデーションを作成したり、片方のペン先をもう一方のペン先で塗って使用するテクニックなど、使い方の幅が非常に面白いです。ですが、それを知らずに濃い色のペンを先に塗ってから薄い色のペンで塗ってしまったりすると薄い色のペン先が汚れてしまったりして、修復するのに少し手間がかかるので注意が必要です。

ABTサインペンのペン先

 サインペンも筆ペンと併用しても違和感のない書き味になってますので、合わせて文字やイラストを書いたり、色塗りをする際にも自然に使用することができます。専門的な使い方としてはイラストのエッジやハイライトを効かす使い方が推奨されています。0.8mm軸が使用されていますが、ペン先が細長く設計されているため、スタイリッシュなペン先と書き心地で、かなり細かい部分を書くこともできます。

デザイン

  シンプルなデザインとなっています。キャップカラーと本体についたフレームで色を把握することができます。長さは19cmと長いため、筆箱によっては入らないものも出てくるかと思います。

オススメ度

ぜひ揃えたいペンです!問題はその価格・・・でも、値段に見合う使っていて楽しいペンですので、じっくり揃えていこうと思います。

ABT全体図
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