今回はKOKUYOから発売されているエアロフィットスペリオのレビュー記事となります。
忙しい人向け 二言でわかる解説
堅い紙もしっかり切れます!
でも、キャップは付属してません!
エアロフィットスペリオとは
エアロフィットスペリオは、ダンボールや厚紙もしっかり切れる切れ味と、持ち手部分が指に負担をかけにくいエアークッション構造が採用されているハサミです。種類が3種類ありますが、今回私がレビューをするのはチタン・グルーレスタイプとなります。
エアロフィットスペリオの詳細なデータ
全長:22.5cm
刃渡り:8.7cm
重さ:89g
種類:
スタンダード
グルーレス
チタン・グルーレス
色:
■黒(チタン・グルーレス)
□白(グルーレス)
■赤(スタンダード)
※持ち手部分のカラーです。
価格:
950円+税(スタンダード)
1300円+税(グルーレス)
1600円+税(チタン・グルーレス)
エアロフィット・スペリオの公式HP:https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/scissors/airofit/superior.html
KOKUYOの公式HP:https://www.kokuyo-st.co.jp
使用感
フィット感
持ちやすさですが、指の内側にプラスチック部分の触感と、指の外側に硬いゴム部分の触感となっており、持ちやすいです。滑り止め感はあまりないですが、それほど滑りません。ですが、ハサミの大きさに比例して持ち手の穴も大きく設計されているため、ブカブカの空きが目立つ部分が少し残念かもしれません。持ち手の前部分と後ろ部分に空洞が設けられており、このエアークッション構造が指の負担を減らしてくれます。確かにまとまった時間使用してもクッションが当たる部分は特に痛みが出にくい感じを受けました。
開閉部分に2種類の金属リングと樹脂リングが採用されており、スムーズな開閉を実現しています。ハサミを開いたり閉じたりする重み自体は残っているんですが、サッと自然に開くような安定した使い心地です。
デザイン
持ち手部分は黒と灰色、刃部分はブロンズの落ち着いたデザインに収まっており、高級感もあります。ですが、その大きさゆえに持ち歩いて外で使用するような場面はあまりないかと思います。この製品の残念だった部分の1つにキャップカバーが付属していなかった点があります。キャップがないためデザインが格好良く決まっているともいえるので、一長一短ですが、大きいハサミは刃の部分も大きくなってしまうため、ハサミのキャップカバーが付いていて欲しかったです。
切れ味
大きさに見合う切れ味で抜群です。ダンボールや厚紙といった堅い紙を切るのに最適です。他にもビニール袋や粘着テープといった切りにくいものも切りやすく切れます。先端も持ち手付近も切れ味抜群で満足いくこと間違い無しです。製品の注意書きに描かれている「薄いビニールなどは刃の根元で切れにくいことがあります」を試してみたのですが、確かに持ち手側の根元部分では1回目切れませんでしたが、2回目はしっかり切れたので、うまく刃が入れば切れる感じです。
切る時は「シュッシュッ」といった音で「チョキチョキ」といった感じの音に比べると上品です。
その大きさから細かい部分が切りにくいのかと思いきや、刃のデザインが細長く設計されているため、結構細かい箇所も切ることができます。ハサミ自体が大きいので、切り絵等の本格的なものには勿論向いていませんが、日常使いの細かい部分の切り取りは購入前に思っていた以上にできたので少し驚きました。図形や絵の切り取りも楽々行うことができます。
オススメ度
キャップカバーがあればオススメ度4でした。家や職場に固定して置いておくと重宝すると思います。