今回はKOKUYOから発売されているビートルティップ・デュアルカラーのレビュー記事となります。
忙しい人向け 二言でわかる解説
持ち変える手間を省けます。
ビートルティップとは別物です。
ビートルティップ・デュアルカラーとは
ビートルティップ・デュアルカラーは、ペン先が分かれているラインマーカー「ビートルティップ」シリーズのうち、ペン先の上下にカラーが異なるインクを採用したタイプのラインマーカーです。
ビートルティップ・デュアルカラーの詳細なデータ
サイズ(長さ):13.1cm(直径1.5cm)
重さ:
カラーデザイン:
・定番カラー
■■イエロー/ピンク
■■ライトグリーン/パープル
■■オレンジ/ライトブルー
・ソフトカラー
■■ソフトイエロー/ソフトピンク
■■ソフトグリーン/ソフトパープル
■■ソフトオレンジ/ソフトブルー
価格:150円+税
使用感
使い心地
独特のペン先ですので慣れるまではかなり違和感があると思います。
スタンダードなビートルティップは先端のペン先を1mmのマーカーと3mmのマーカーに分けており、細い千、太い線、上下の線で5mm間隔の二重線が引けるといった点が特徴でした。
ですが、ビートルティップ・デュアルカラーはビートルティップのペン先と形状が異なっており、1mmのペン先が存在しません。その代わりに、異なる色のラインマーカーが上下に付けられており、持ち変える手間を省くことができる点を特徴としています。そのため、ビートルティップの名前がついていながら、スタンダードモデルとは使い方が大きく異なってきます。
その使ってみた感想ですが、単純にラインマーカーを持ち変える手間が省けるのは便利です。あえて、問題点を挙げるとすれば、それほどラインを集中してたくさん引く機会があまりない点と2色以上のラインを引きたい時はペンを持ち変える必要がでてくることです。
少し話がズレますが、そもそもラインを引くのは「忘れないように」とか「ここ重要だな」といった目印の用途が多いため、あれもこれもラインだらけにしてしまうと本末転倒となってしまいます。ラインマーカーを引くことにより、引いて覚えたつもりになった経験がある人も多いでしょう。ですが、単純に色で文字を分別したい時などは重宝します。
また、余談となりますが、ビートルティップのHPに「色分け勉強法」の本を出版されている記憶術の先生による使い方の例が載っているので、興味のある方は参考にしてみると良いと思います。
閑話休題、私がそれよりも長所として挙げたいのは、筆箱のスペースを省ける点です。普通のマーカーよりも少し厚みがありますが、1つのペンで2色のマーカーが内臓されているのは大変助かります。売られているカラーバリエーションも3種類と揃えやすくメジャーな色が揃えられている点も良いです。
色合い
今回私が購入したのは、ソフトカラーでしたので、マイルドな薄みがかった色でした。他のラインマーカーでいうと、マイルドライナーに近いような感じです。下の文字を読む際に邪魔にならないので使い勝手が良いです。ラインを引いた部分を目立たせたい方は、ソフトカラーでは不十分だと思うので、定番カラー若しくは、スタンダードなビートルティップを購入した方が良いと思います。