今回はZEBRAから発売されているデルガード タイプERのレビュー記事となります。
忙しい人向け 二言でわかる解説
逆さに向けると消しゴムが出る!
持ちやすい。替え消しゴム付属!
デルガード タイプERとは
デルガード タイプERは、ゼブラが発売している芯が折れにくいシャープペンであるデルガードシリーズの1つで、逆さにするだけで消しゴムが出て固定される画期的なシャープペンです。
デルガード タイプERの詳細なデータ
長さ:14.3cm(外径1.16cm)
重量:11.3g
サイズ:0.5mm芯
カラー:
■ブラック
■ブルー
■ピンク
■バイオレット
□ホワイト
■シルバー
本体価格:700円+税(替え消しゴム2個付き)
替え芯:200円+税(40本入り)(P-LD10シリーズ)
替え消しゴム:100円+税(5個入り)(Zシリーズ)
デルガード タイプERの公式HP:https://www.zebra.co.jp/pro/del_guard_er/index.html
ZEBRAの公式HP:https://www.zebra.co.jp/index.html
使用感
ノック感
ノック部分を押すと、こもったカチカチといった音が鳴ります。消しゴムの出る部分が空洞になっており、押す際に段差(引っかかり)ができあがっていることから、そこに引っ掛けてノック部分を押しやすいです。
また、タイプERの一番の特徴である、逆さに向けると消しゴムが出てきて固定される機能は非常に便利で、私の購入の決め手にもなりました。ですが、その際にノック部分周りの空きスペースがグラグラと動き、消しゴムで消す時に影響するのが少し傷かと思いました。そのため、消しゴムを使用する際もノック部分を持って消すことでグラつくことなく綺麗に消すことができます。
私が個人的に購入の決め手になった点が、ノック部分のクリップホルダーが無い点です。多くのシャープペンにクリップホルダーがあるため、グリップホルダーがない製品が珍しかったのです。クリップホルダーがあることで持ちやすくなっているペンも勿論ありますが、クリップホルダーがない方が書きやすい面もあるかと思い、久々に試してみたくなりました。ドクターグリップなんかもクリップホルダーのないタイプですね。
グリップ感
芯が折れにくいことから、長く書き続けることが可能となります。その点を考慮して、長時間持っても疲れにくく握りやすいゴム状のラバーグリップが採用されています。ペン先付近にプラスチックの溝が4箇所あり、そこから内部機構が少し見えます。滑り止めとしての機能を狙っているのかもしれません。実際に使用してみて滑りやすいということはありませんでしたが、他のペンのグリップの溝の滑りにくさと比較すると、滑り止めとしての機能は薄く感じました。
また、逆さにして消しゴムを使用する際は、普通本体の軸部分を持つと思うのですが、その部分が金属パーツで滑りやすいのが気になります。前述しましたが、使いやすさを求めるなら、ブレや滑りをなくすためにノック部分を持って消した方が良いです。
芯の折れにくさ
言うまでもなく、芯が折れません。製品名のデルガードとキャッチコピー「もう、折れない」に恥じない仕上がりになっています。「デルガードシステム」という名称のようです。芯が折れそうなほど筆圧をかけると、ペンの先端がバネのような感じで前に出て、芯が折れるのを防ぐ機能となっています。今回初めてデルガードシリーズを使用してみましたが、この機能は見事なものだと思いました。
オススメ度
消しゴムを使用する際のブレと滑り止め機能の小ささが残念でしたが、逆さにするだけで消しゴムが出て固定される画期的な部分とデルガードシステム、クリップホルダーを排したデザインからこのオススメ度となりました。消す際のブレを減らした後継製品が出るのを期待しています。