今回はMITSUBISHI PENCIL uniから発売されているジェットストリームエッジのレビュー記事となります。
忙しい人向け 二言でわかる解説
ノックしやすくて持ちやすい。
ジェットストリームエッジとは
ジェットストリームエッジは、人気の「ジェットストリームシリーズ」から新しく発売された世界初のペン先0.28mmの油性ボールペンです。従来のジェットストリームはペン先のチップ部分(インクが出る部分のパーツ)の逆三角錐の形が細かい描線を行う際に障害になると考えられ、ジェットストリームエッジでは、新たにペン先のチップ部分が細い「ポイントチップ」が採用されています。こちらのポイントチップはuniの新開発パーツとなっています。
既に発売されているジェットストリームとジェットストリームプライムの中間の価格帯で、学生も手にしやすく、細かい文字を丁寧に書くことができます。ちなみに、限定色のオレンジが人気でメルカリやヤフオクでは高値がついています。
ジェットストリームエッジの詳細なデータ
サイズ(長さ):14.3cm
重さ:18g
カラーデザイン:
■ブラック
■シャンパンゴールド
■ネイビー
□ホワイトレッド
■オレンジ(限定色)
■レッド(限定色)2020年6月発売
■ライトブルー(限定色)2020年6月発売
■イエロー(限定色)2020年6月発売
インキ色:黒
本体価格:1000円+税
芯サイズ:0.28mm
替え芯:SXR-203-28
替え芯価格:200円+税
ジェットストリームエッジの公式HP:https://www.mpuni.co.jp/products/ballpoint_pens/ballpoint/jetstream/edge.html
MITSUBISHI PENCIL uniの公式HP:https://www.mpuni.co.jp
使用感
ノック感
ノック時に本体のクリップ部分が指の滑り止めとして機能するんですが、このクリップ部分が波打っているため、非常にノックしやすいです。波打っているため、どの角度で持ち上げてノックしても、手の指のどこかしらにひっかかり、ノックがしやすくなる仕組みです。これは他のジェットストリームシリーズでは採用されていないもので、今回私が使っていて一番気に入った点です。他の製品ですと、LAMY等で採用されています。
強いて言うならば、ノック後にノック部分(黒い部分)が固定されず、振るとパカパカ鳴るのは少し残念でした。また、芯の入れ替えで古い芯を取る際はバネがあるため少し力を入れて引っ張る必要があるので注意が必要です。芯を変える時は強く差し込む必要はなく、楽に差し込み、パーツを閉めて完成です。
グリップ感
グリップ部分は金属でできており細い縦の三本線が6箇所に引かれています。この三本線が持った時に滑りにくくしています。ペンの重心がグリップから先端の部分にあるため、安定して書くことができます。
持った感じとしては、滑り止めがないのに滑りにくいといった不思議な感じです。手で本体やグリップ部分を触ってみると滑るのに、ペンを書く形で持つと滑りにくいと感じるような、ぜひ体感してみてほしいです。
書き心地
書き心地も勿論素晴らしいです。試しに文字を書いてみると、明らかにスタンダードなジェットストリームと違っていました。インクが違うのかと思いましたが、ジェットストリーム エッジの商品説明にも、uniの低粘度油性のジェットストリームインクが採用されていると書かれていて、首を傾げました。
そして、もう一度試し書きをしながら考えていたのですが、どうやら「ポイントチップ」による細いペン先とそこから0.28mmでピンポイントにインクが出てくる点が影響しているようです。文字を書く時の無意識のストレスとでもいうのでしょうか。それがすごく緩和されているような感覚を覚えました。私自身の字が小さいため。元々細いペン先が好きなのも影響しているかもしれません。
芯サイズが0,28mmであるため、替え芯が他のジェットストリームシリーズと異なり専用のものである点は注意が必要です。
デザイン
デザインも良いです。本当はオレンジが欲しかったのですが、いくつか文具店を訪れても売り切れていて残念でした。クリップ部分が金属で波打っている点、ペン先も本体と同色同パーツである点が高級感を出しています。黒のノック部分はプラスチックですが、グリップの上部分にも黒のパーツを採用していることで違和感なく存在しています。
よく見ると本体がグリップ部分からノック部分にかけて、徐々に細くなっていっています。これにより、重心を視覚的にも見せるという考えが背景にあり、面白いデザイン設計だと思います。
オススメ度
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