今回はKOKUYOから発売されているマークタスのレビュー記事となります。
忙しい人向け 二言でわかる解説
ペンを持ち替えずに色を変えられる!
マークタスとは
マークタス(mark+)は、ペン先が分かれている2つに分かれているラインマーカーで、ペン先の上下に類似した色のインクを採用しています。その2色が同系統の濃淡2色で構成されているカラータイプと、2色のうち1カラーがグレーに固定されているグレータイプの2種類があります。今回のレビューは2トーンカラータイプとなります。
〜🆕追記〜2020.7/19
2020年7月に新しく2ウェイカラータイプが発売されました。
これにより、従来のマークタスが2トーンカラータイプという名称に変わりました。
先端に2つのペン先がついているものが2トーンカラータイプで、両端にラインマーカーとペンがついているものが2ウェイカラータイプです。どちらもカラータイプとグレータイプがそれぞれ存在します。
マークタスの詳細なデータ
サイズ(長さ):13.1cm(直径1.5cm)
重さ:
カラーデザイン:
・カラータイプ
■■ピンク
■■ブルー
■■グリーン
■■パープル
■■イエロー
・グレータイプ
■■ピンク/グレー
■■ブルー/グレー
■■グリーン/グレー
■■パープル/グレー
■■イエロー/グレー
価格:150円+税
マークタスの公式HP:https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/marktasu/
KOKUYOの公式HP:https://www.kokuyo-st.co.jp
使用感
ビートルティップ・デュアルカラーとの違い
KOKUYOのペン先が特殊な2カラーラインマーカーシリーズです。一見して思ったのは、「ビートルティップ・デュアルカラーと同じデザインと設計が同じ」なんじゃないだろうか、という感想でした。比べてみるとキャップも本体サイズもペン先も同じでした。なので、違いは色の組み合わせの部分だけだと思います。さすがに分解して内部の確認まではしていませんが、使った感じおそらく同じではないかと思います。後述しますが、使われているインクカラー自体は両者違います。
使い勝手
2カラーがペン先についている特殊な形状ですので、慣れるまで少し違和感を覚えるかもしれません。ビートルティップ・デュアルカラー等を使用したことのある人は、色違いとして普通に使用することができると思います。使い勝手も、ビートルティップ・デュアルカラーと同様に、ペンを持ち替えずに複数のラインマーカーを使用することができる点とラインマーカー2本分の色が1本で成立しているため筆箱のスペースを節約できる点が優秀だと思います。
ここからは共通部分ではなく、マークタス特有の使い勝手の感想を書いていきます。マークタスは「めだたせカラー」と「ひかえめカラー」の2カラーで構成されています。そのため、ラインを引き終えた後のページがとても見やすくできあがります。「キーワード」と「説明」といった風に、引くラインに意味を持たせると、より効果が出る使い方ができると思います。ただ、せっかく濃淡2カラーで構成されているのに、他のペンマーカーもたくさん使ってしまうとマークタスである必要性が薄れてしまうと思います。あくまで個人的な意見ですが、多くてもマークタス2本で4色のカラー使用ぐらいが見やすいページの限界かと感じました。複数の色を使いたいのであれば、ビートルティップ・デュアルカラーのようなマーカーの方が適していると思います。
色合い
これまでビートルティップデュアルカラーとの比較が多かったですが、ビートルティップ・デュアルカラーのソフトカラー「パープル」とマークタスの「パープル」とでは色合いが異なります。マークタスの濃色パープルと淡色パープルの中間の色がビートルティップ・デュアルカラーのソフトカラー「パープル」となっています。そのため、色の好みで使用するマーカーを選ぶのも選択肢に含まれてくると思います。簡単に言うと、淡色は薄いピンク寄り、ソフトカラーは薄い紫、濃色は普通の紫といった感じのカラーとなっています。