今回はさくらクレパスから発売されているレトリコ ボール0.4のレビュー記事となります。
忙しい人向け 二言でわかる解説
カラーバリエーションが落ち着いていて綺麗。
価格以上に見合う価値があります。
レトリコ ボール0.4とは
レトリコ ボール0.4はさくらクレパスから発売されている文具「レトリコ」シリーズの油性ボールペンで0.4mm芯のものとなります。レトロでポップなカラーを採用していることがその名前の由来と言われていますが、質感の良いアクセントのあるカラーリングが周りの目を引きます。
レトリコ ボール0.4の詳細なデータ
サイズ(長さ):13.5cm
重さ:11g
芯サイズ:0.4mm
カラー(インクカラー):黒
デザイン:
■ディープレッド
■ディープグリーン
■ディープブルー
■クラウディブルー
■チョコレートブラウン
■ワインレッド
価格:300円+税
替え芯:油性ボールペンレフィル0.4
替え芯価格:80円+税
使用感
ノック感
「カチッ」と高めの音がしっかりと響きます。少し重みを持っているように感じますが、軽い押し心地のボールペンと比較しての話ですので、使用に大きな影響はありません。
クリップ部分は硬めでしっかりと引っかかります。
グリップ感
グリップ部分にはラバー素材を採用していませんが、17本の溝があり、しっかりした滑り止めとしての機能を発揮しています。レトリコシリーズが女子学生向けということもあり、ボールペン本体が従来の一般的なボールペンより細く設計されています。細過ぎると持ちにくくなるような印象をお持ちの方も多いでしょうが、レトリコ ボール本体は細過ぎることなく、持ちやすいサイズとなっています。
書き心地
ペン先にニードルチップが採用されていて0.4mm芯の特徴を活かしやすい細いペン先となっています。紙に書く際にも、どこにペン先が当たっているのか確認しやすく非常に重宝します。
書き心地は油性ボールペンということもありスラスラ書くというよりは、しっかり書く感じです。ボールペンで綺麗に書く必要がある書類等に対して、ゆっくり丁寧に書くことができます。0.4mm芯も予想していたより少し太く存在感のある線を書くことができました。
コストパフォーマンス
ここまでなら「ペン先の細い女子向けボールペン」ということで話が終わるのですが、レトリコ ボール0.4のすごいところは、その価格にあります。これだけの高級感漂うデザインと使いやすい細身のペン先を採用しているのにも関わらず、その定価が300円とコストパフォーマンスの面で群を抜いています。私的には、他人が使っているのを見た場合、ぱっと見でも1000円以上のデザインだと思ってしまいます。現に、私も購入前に価格を見て特価品と勘違いして、通常価格ということを知って大変驚きました。
おしゃれなボールペンが欲しいけど、1000円以上するような高級ボールペンには未だ手が出せない人、迷っている人はとりあえずこれを買っておくと間違いないと思います。後々、他のボールペンを購入しても細身のボールペンはまた別口で使用する機会があるでしょうし、芯サイズも被りにくい0.4mmですので、大変オススメできるボールペンです。
女性向けですが、男性が使用していても可笑しくない色のラインナップに加えて、本体も小さ過ぎないため男性でもおしゃれに使うことができると思います。
オススメ度
油性ボールペンですので仕方ありませんが、インクの初動が少しだけ遅く最初の0.5mmほど線がかすれてしまうことがあるため、このオススメ度です。